一度は像を撤去したことのある市側への不信感から

韓国・釜山市議会で6月成立した、従軍慰安婦問題を象徴する少女像を同市が管理、保護する条例の運用を巡り、混乱が続いている。最近になって市当局が、日本総領事館前の少女像は道路法に違反しており「公共物に指定して管理することはできない」との見解を明らかにし、市民団体などが反発している。
http://dream-share.jp/users/profile/836 http://pepakura.info/userinfo.php?uid=1814関係者によると、市民団体が市に像を寄付すれば、公共物扱いに変わる可能性もあるが、一度は像を撤去したことのある市側への不信感から、市民団体は移転を恐れ寄付に慎重という。ソウル市にも似た条例があるが、団体所有のまま市が管理する点で違いがあり、像が守られやすいとされる。釜山市がソウル方式に倣うには、また条例改正の手続きが必要というのだ。

 http://www.necopic.com/content/users/153 http://whisper.vivian.jp/mt4.2/mt-cp.cgi?__mode=view&blog_id=1&id=169市議会はこの問題を審議しないまま条例可決を優先した。ただ、韓国の新政権も像の扱いをどうするか立場を表明しておらず、日韓合意の履行を巡る責任の一端について、自治体だけが注目を集めるのもおかしい。